風の干しぶどうを作るための日陰干し作業中 ここで砂漠の風に70日以上任せる

産地物語~ シルクロード(Silk Road) 、トルファン(TURPAN)

シルクロード、日本人なら一度は聞いたことがあるはず。それは名前の通り「糸の道」。 MUKASHI 東の文化や特産物を西へ、そして西の文化や特産部を東へはこび、世界的な文化経済交流の拠点となり、輝いていた砂漠の道である。

トルファンとは、このシルクロードの有名なオアシスのことである。そこで暮らしているのはトルコ系のウイグル人です。

トルファン・・・そのシルクロードの十字路に、天山山脈の雪解け水を生活用水として使い、厳しい自然とたたかいながら、2000 年も前からぶどうの生産に従事し、「ぶどうの里」と呼ばれたオアシスです。実は、知っている者ぞ知る、世界的ぶどうの名産地でもあります。

ここで暮らしているのは、トルコ系のウイグル人です。こちらはその伝統的な民族衣装

世界的ぶどうの名産地?! ではなぜ?

トルファンの地理的気候にその美味しさのわけがあり・・・トルファンはウイグル語で「くぼんだ土地」という意味で、海抜マイナス154 m、世界で死海に次ぐ2 番目に低いところです。トルファンの別名は「火州」、その名のとおり夏の平均気温は45 度もありますが、夕方になると一気に気温が下がり、その温度差は20 度以上に達します。この激しい温度差こそトルファンで最高のぶどうを育てています。

風の干しぶどう(天然グリーンレーズン)はどうやって作られているのでしょうか?その製造工程を見てみましょう。

① 8月中旬ころ、皮ごと食べられる美味しい種無しぶどうができます。


② 砂漠とぶどう畑とチュンチャと呼ばれる干し小屋 収穫されたぶどうはここに運ばれる 


③ 近くから見た干し小屋 四方に穴があけられ、その隙間から砂漠の風が入る

④ 日陰干しのための作業中 放射線状の棚にぶどうをかけてゆく 隙間から風と光が


⑤ 昼には45度を超える熱い風が、夜になると25度くらいの冷たい風が、70日以上続く


⑥ ぶどう本来の緑色とフレッシュな味がそのまま残った干しぶどうができた
もちろん、緑の粒もあれば黄色い粒もあります 色の違いは、糖分により決まる


⑦きれいな工場の中で女性たちが一粒づつ、人の手で選別してゆく 一人、頑張って一日に10㎏

実は、この人の手に目視選別、大変な作業である。一人の女性が朝から晩まで頑張って選別すると、10㎏~15㎏くらいできる。黒っぽいものや、枝が刺さったもの、粒が小さいものなど選別で除かれ、最終的な製品になる。

1㎏の生ぶどうからできる「風の干しぶどう」はどれくらい???

答えは:「 120g 」です。

1㎏の生ぶどう=200g 約5分の一の干しぶどうになる。 で、そこから目視選別され、最終製品になるのは6割くらい

⑧ 最終的にこのような「風の干しぶどう」が出来上がる。

「風の干しぶどう」はどのように食べればいいの? 

①ヨーグルトや各種サラダ(かぼちゃサラダ、人参サラダなど)におすすめ  ②クルミのようナッツ類と相性が良いので合わせて食べる。         ③パンやケーキ(ホットケーキ、フルーツケーキ)の材料としてもOk    ④そのまっま、おやつとして美味しく食べられます。

ヨーグルトやサラダに使う場合のコツがあります:

ザルでさっと洗ってから水気を切る ⇒ お鍋にぶどうが浸るくらいのお湯を沸かしてからぶどうを入れて1分くらいゆでる ⇒水気を切る ⇒きれいなタッパに移して冷蔵保管してください。

それを、使う場合にはきれいなスプーンを使い、適量使いましょう。     生のぶどうのようなプリッとした歯ごたえ、このフレッシュさはとてもおいしいです。ヨーグルトやサラダなどに使ってみてください。

干しぶどうを年間10万トン以上つくるトルファンでも、こちらの「風の干しぶどう」は年間わずか10数トンしか作れません。私たちは、実家の畑も含め、あとは数件の契約農家によってこちらを作っております。

量が限られているため、日本ではどこのお店にもあるようなものではありませんが、老舗の小売店、デパート、自然食品店、こだわりパン店や洋菓子店などに扱っていただいております。

現地で作ってきた私たちが日本に輸入し、直接販売していますので、どうぞご安心して食べて頂ければ、お店で扱っていただければと存じます。